今回の記事では、Platypus Financeの始め方について解説していきます！
この記事を読んでくださっている方はDefiについては理解している、何となくはわかっているという方が多数かと思いますので、Defiの解説、メタマスクの利用方法については省略します。
Platypus financeとは
早速、platypus financeとは何かを一言でいうと「ステーブルコイン運用に特化したdefiです」
これまでのDefiにもステーブルコインでのファーミングはあったじゃないか！と思う方が多いと思いますが、何よりも特徴的なのはステーブルコイン単体でのステーキングで年利数十～数百パーセントの報酬がもらえてしまうのです！
これまでのDefiはステーブルコインと何かしらのトークン（ビットコイン、イーサリアム、等々）で価値が1：1になるようにLPを組む必要がありました。報酬として年利数十～数百パーセントの報酬がもらえることも多いですが、インパーマネントロスが発生してしまうため実質の年利は一桁～数十パーセント、下手したらマイナスなんてこともあり得ました。
そこで、出てきたのがPlatypus Financeです！
（2/17日現在、β版ですのでご利用は自己責任でお願いします）
Platypus FinanceはAvalaunchで資金を募りローンチされていることもあり、バックには信頼性の高いグループが多くいます。
Platypus Financeの仕組み、特徴
預入れ～報酬獲得まで
冒頭でも述べた通り、Platypus Financeはステーブルコインを預けることで報酬を獲得できるシステムになっています。
現在、ステーブルコインとしてはUSDT.e、USDC.e、DAI.e、USDCを預けることが可能であり、それぞれで報酬を獲得できます。メタマスクをPlatypus Financeに接続すると下図の画面に遷移できるようになります。
まず、自身が預けているお金はMy Depositに示されています。各ステーブルコインで預けている金額が表示され、各コインで年利も異なります。
ステーブルコインの預け方はDepositをクリックしたのちに上図のような画面がでてくるので、黄色で囲った部分にステーキングしたい額を入力すると預入完了です。預けた後、報酬が発生し始めます。
報酬に関しまして、基本の年利（BAse APR）が6.6％なので現時点では最低でもこれだけの年利で報酬が獲得できます。右下の方にMy boosted APRとありますが、これが現在自身が獲得できている報酬の年利です。48.4%（2/17現在私の年利）と表記がありますが、ステーブルコインでここまで高い年利で報酬を獲得できるDefiはほとんど無いと思います！（後述しますがこのブーストAPRは人それぞれ異なる値になります）
報酬はClaim PTPのボタンをクリックすると獲得することができます。PTPが報酬として獲得できますが、ドルに換えたい場合はDEXを利用してUSDT等に替えてください。USDTを再度預入することで複利の効果が得られます！
PTPの用途、年利をブースト
ここで疑問に上がるのはPTPの用途はあるのか？だと思います。以下で解説します。
結論から申し上げますと、PTPはAPRをboostさせるために使用します。
具体的にどう操作するのかを詳しく解説します！
画面上部の黄色枠vePTPをクリックすると上図のような画面に遷移します。ここで獲得した（あるいはDEXで買った）PTPは下部の黄色枠stakeにてステーキングを行うことが出来ます。stakeをクリックすると以下の画面に変わります。
預けたいPTPの数量を黄色枠内に入力し、stakeをクリックするとPTPのステーキングが始まります。
ここで注意していただきたいのは「PTPをstakeしただけではAPRはboostされない」ということです。
ではどうするのか？それはvePTPというトークンを集めることで解決します。
PTPをstakeして少し経つと上図における下部の黄色枠「claimble vePTP」の数字が少しずつ増えていくことと思います。これはPTPのstakeにより増えていくvePTPです。vePTPは青いボタン「claim vePTP」をクリックすると獲得できます。獲得したvePTPは上図における上部の黄色枠「My balance」に蓄積されていきます。この「My balance」におけるvePTPの数が大きいほどAPRが大きくboostされていきます！
このvePTPは、PTPを引き出さない限り時間経過により増えていくので、長い間PTPをstakeしていた人が有利になっていきます。これまでのDefiは多くのお金を預けた人が有利でしたが、Platypus Financeはそれに加えて「預けた時間」も重要な要素になります。これが、今までのDefiとは決定的に異なるPlatypus Financeの特徴であると考えます。
※PTPはいつでも引き出せますが、引き出した時点でvePTPの値はゼロになります。早くから預けている人もなかなか抜け出せないうまい仕組みになっています（笑）。ステーブルコインはもちろんいつでも引き出せます！
より長く、より多くのPTPを預け入れることでAPRはどんどん大きくなり数百パーセントの運用も可能になるのは夢が膨らみますね。
一方で、PTPはドルに対してstableでないため、価格変動があります。PTPをはじめから購入し、APRを上げたいと考えた場合、安い時に大量に仕入れることができればよいですが、高い時に大量に仕入れてしまうとステーブルコインでの運用で取り返せないほどPTP購入費用が大きくなってしまう可能性があります。個人的には、多くてもステーブルコインと同額のPTPを購入して始めるのがよいと考えます。リスクを低くしたい人は、ステーブルコインに対してPTP数は1/10程度～ゼロで初めて見るのが良いと思います。また、プロジェクト自体が失敗した場合預け入れたコインが帰ってこない可能性もあるので、心配な方は無くなってもいいお金で運用をお勧めします。
まとめ
ここまでPlatypus Financeの始め方、特徴を解説してきました。
まとめると
・Platypus Financeはステーブルコインを高い年利で預けることが出来るプロジェクト
・APRを増やすにはPTPをより長くより多く預け入れることが重要
・PTPはいつでも引き出せるが、引き出した時点でvePTPはゼロとなりAPRは最初からになる
いかがでしたか？最後までご覧いただきありがとうございました！皆様の役に立てたら幸いです！
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