【仮想通貨】コインチェックは使うな!?国内取引所はここを使え!

資産運用

今回は仮想通貨(暗号資産)を購入する際のおすすめ国内取引所について解説していきます。

国内取引所ならここを使え!

結論から述べてしまうと、一番人気の国内取引所である「コインチェック(coincheck)」はあまりお勧めできません。(※コインチェックにもいい点はあります、以下で解説しています)

個人的なお勧めは【GMOコイン】です。

それではなぜ、多くのサイトで「国内取引所はコインチェックがオススメ!」と紹介されているのでしょうか。なぜ私はGMOコインをお勧めしているのかでしょうか。理由を以下で説明します。

コインチェックについて

コインチェック

初めに、国内取引所であるコインチェックについてまとめていきます。

コインチェック(https://coincheck.com/ja)は、2014年に運営を開始した仮想通貨取引所であり、登録者数は国内最大規模です。最近では有名人をCMに起用しており、その名を一度は耳にしたことがある方は多いのではないでしょうか?

取り扱い銘柄

取り扱い銘柄は2022年5月現在で18種類で、国内取引所としてはかなり数が多いです。PLTやSANDの取り扱いがある国内取引所は他にないため、これらの仮想通貨(暗号資産)を購入するために開設するのはアリだと考えています。

取り扱い銘柄一覧
・BTC:Bitcoin(ビットコイン)
・ETH:Ethereum(イーサリアム)
・ETC:Ethereum Classic(イーサリアムクラシック)
・LSK:Lisk(リスク)
・FCT:Factom(ファクトム)
・XRP:Ripple(リップル)
・XEM:NEM(ネム)
・LTC:Litecoin(ライトコイン)
・BCH:Bitcoin Cash(ビットコインキャッシュ)
・MONA:Mona Coin(モナコイン)
・XLM:Stellarlumens(ステラルーメン)
・QTUM:Quantum(クアンタム)
・BAT:Basic Attention Token(ベーシックアテンショントーク)
・IOST:Internet of Service Token(アイオーエスティー)
・ENJ:Enjin Coin(エンジンコイン)
・OMG:Omise Go(オーエムジー)
・PLT:Pallete Token(パレットトークン)
・SAND:The Sandbox(サンド)

スプレッド(実質的な手数料)

コインチェックは国内で最も有名で取扱銘柄も最大規模であるにも関わらず、私がオススメしない理由は「スプレッド(実質的な手数料)」にあります。

多くの取引所は仮想通貨の取引手数料・販売手数料を無料としているため、「タダで利用できる!」と思ってしまうかと思います。しかし、実際には販売所で購入する仮想通貨は現物価格(基準となる価格)より高い値段が設定されており、この基準価格との差(スプレッド)が利益の一部になっています。

実際にどれくらいのスプレッドで販売されているのかを以下に示します。

上の画像は2022年5月26日17時45分におけるビットコインの基準価格です。(コインチェックのサイトで確認)

次に、こちらの画像は販売所で1BTCを購入しようとした際に必要になる日本円を示しています。画像の撮影時刻は基準価格と同じの2022年5月26日17時45分でありますが、その値段は異なっていることが確認できます。

コインチェックの販売所でビットコインを購入しようとすると約2.3%分のスプレッドをコインチェックに対して支払わなければいけなくなります。また、売却時も同様にスプレッドが発生するため、たとえビットコインの価格が上下しなくても買って即座に売るだけでお金が減る仕様になっています。(無意味なのでするひとはいないと思いますが)

※コインチェックにおいては取引所でビットコインの売買をすればスプレッドは取られませんが、最低取引量が0.005BTC(約2万円)であるため、初めて購入する方や「積み立て投資をしたい」という方にはお勧めできるものではありません。また、ビットコイン以外の通貨は取引所が存在しないため、販売所でスプレッドを支払う必要があります。

国内取引所はGMOコインを使うべし!

それでは、少額から仮想通貨に投資をしたい人はどこの国内取引所を使えばよいのか?

冒頭から述べておりますが、私がオススメするのは「GMOコイン」です。以下でGMOコインについて解説していきます。

GMOコイン

GMOコインも、コインチェック同様に国内では有名な仮想通貨取引所です。設立は2016年であり、GMOインターネット株式会社のグループ会社として発足しました。GMOコインもCMや広告等で宣伝がよく行われているため、テレビやスマホあるいは街中で見かけたことがある方が多いかと思います。

取り扱い銘柄

取り扱い銘柄は2022年5月現在で18種類で、国内取引所として最大級の数です。特に、ステーブルコインであるDAIを取り扱っている唯一の国内取引所であります。DAIの利用法に関してはまた別の記事で紹介したいと考えています。

取り扱い銘柄一覧
・BTC:Bitcoin(ビットコイン)
・ETH:Ethereum(イーサリアム)
・XRP:Ripple(リップル)
・XEM:NEM(ネム)
・LTC:Litecoin(ライトコイン)
・BCH:Bitcoin Cash(ビットコインキャッシュ)
・XLM:Stellarlumens(ステラルーメン)
・QTUM:Quantum(クアンタム)
・BAT:Basic Attention Token(ベーシックアテンショントーク)
・ENJ:Enjin Coin(エンジンコイン)
・OMG:Omise Go(オーエムジー)
・XTZ:Tezos(テゾス)
・DOT:Polkadot(ポルカドット)
・ATOM:Cosmos(コスモス)
・MKR:Maker(メイカー)
・DAI:Dai(ダイ)
・ADA:Cardano(カルダノ)
・LINK:Chain Link(チェーンリンク)

国内最安値のスプレッド(手数料)

私が、GMOコインをお勧めする一番の理由が国内最安値のスプレッド(実質的な手数料)にあります。

先ほどのコインチェックでの説明にて、コインチェックはスプレッドが約2.3%であることを述べました。それでは、GMOコインのスプレッドがどの程度でしょうか?以下で解説していきます。

上に示した画像は、GMOコインにおける販売所の価格です。撮影日はコインチェックでの価格と同様に2022年5月26日17時45分であります。購入価格(1ビットコインを欲しい人がGMOに支払う日本円)は3,759,101円です。

上の画像が、先程のコインチェックの解説でもお示しした通り、2022年5月26日17時45分における基準価格です。基準価格は3,703,223であり、この基準価格をもとにGMOコインの購入価格のスプレッドを算出すると、1.5%でありました。

コインチェックとのスプレッドの差は0.8%でありますが、売却時もこのスプレッド差が反映されるため2回で1.6%の差になります。

1.6%と聞くと少なく感じてしまうかもしれません。
例えば各取引所で100万円分のビットコインを購入した場合、購入時点では1.6万円の差しか生じていません。しかし、ビットコインの価格が将来10倍になった場合を考えると売却時点で16万円の差が生じることになります。(厳密な計算は割愛)

この差を大きいと感じるか小さいと感じるかは人それぞれであると思いますが、GMOコインを利用するという小さな工夫で少しでも資産を増やせると思うと、私は動かずにはいられません!(笑)

アルトコインの場合更に大きなスプレッド差が!?

今回、ビットコインを比較対象としましたが、その他のアルトコインである場合はコインチェックとGMOコインで更にスプレッド差が存在しています。

詳細は割愛しますが、例えばアルトコインの代表格 イーサリアムですと、コインチェックの場合6.8%のスプレッドが取られてしまう一方で、GMOコインの場合は2.5%ほどで済みます。

その差は4.3%であり、売却時も考慮すると8.6%の差があります。ビットコインと比較するとさらにスプレッド差が広がる結果となりました。

なぜコインチェックをお勧めするサイトが多いのか!?

それでは、なぜコインチェックをお勧めするサイトが多いのでしょうか。私なりの考えを以下で解説します。

①コインチェックが使いやすいと感じている人が多い?

私自身、コインチェックの操作画面は初めての人にでも使いやすいように構成されていると感じます。

コインチェックのサイト画面(PC)

かといって、他のサイトもユーザーが使いやすいように様々な工夫がなされており、私がオススメしているGMOコインも決して使いにくいわけではないと思っています。

GMOコインのサイト画面(PC)

②認知度が高い?

コインチェックのCMは他の国内取引所と比較してより多く見かけると感じています。認知度が高いから初めてのかたも安心して利用できるだろうという思いで、オススメしている方はいらっしゃるかもしれません!

③アフィリエイト収入狙い(おそらくこれが本命)

多くのサイトの本命は、アフィリエイト収入を得るため であると私は考えます。

現在、多くのサイトで様々な国内取引所が紹介されています。初めての方にとっては何も分かりませんから、オススメされたサイトから国内取引所の口座を開設する方が多いと思います。

それでは、なぜサイト運営者は国内取引所の口座のおすすめを紹介しているのでしょうか?
それは、「紹介サイト経由で口座登録をしてもらう」ことでサイト運営者にアフィリエイト(紹介)報酬が入るためです。

とはいえ、アフィリエイト報酬は口座を開設した人(紹介された人)からサイト運営者に支払われるのではなく、取引所の運営会社からサイト運営者(紹介者)に対して支払われるので、ネットで調べてそこから口座を開設しても直接的な不利益を被る事はないのでご安心ください!(笑)
※ここまでで述べている通り、スプレッド報酬に差はあるため間接的な不利益を被る場合はあります。

このように、「なぜおすすめを教えてくれているのか?」と疑問に思うことが、仮想通貨取引所開設以外のことでも重要ですね(^^)

まとめ

今回の記事では「おすすめの仮想通貨国内取引所」について解説していきました。

まとめると
・国内取引所選びはスプレッドを確認することが重要
・一番人気のコインチェックはスプレッドが高いため、利益重視の人にはおすすめできない
・スプレッドが一番小さい取引所はGMOコインであり、筆者のおすすめ

いかがでしたか?最後までご覧いただきありがとうございました!

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